OZAWA STUDIO

Billie’s Bounce (Take 5) フレーズ詳細部分の音程

Solo 4コーラス目のフレーズ

ソロ・4コーラス目のフレーズ

「Billie’s Bounce (Take 5)」ソロ・4コーラス目のフレーズ部分は、①で記譜しました。

②(♭9th)は、ダークな感じがして個人的には好みです。①を奏法で音程を下げてブルージーに演奏していると解釈するとしたら、ジャズサックスの吹き方をよく研究されている方だと思います。

一般的な楽譜で多いのは、③です。

楽譜エディター、採譜者(耳コピーする人)によって詳細部分の解釈や記譜法は様々です。装飾的なグリッサンド奏法ですので、①②③のどれでもサウンドします。演奏者の好みで演奏して下さい。

Solo 1コーラス目のフレーズ

ソロ・1コーラス目のフレーズ

1コーラス目にも同じ音列のフレーズがあります。販売楽譜は、④で記譜しています。

先程と同じ理由で、⑤⑥が好みです。⑥と同じフレーズは、「Now’s The Time (Take 3)」にも登場します。

フィンガリングが難しい場合や16分音符の三連符は考えすぎでは?という場合には、以下⑦⑧⑨のように16分音符で2つで演奏します。一般的な楽譜は、⑨で記譜されています。

アーティキュレーション

一般的な即興演奏やポピュラー系のサックス楽譜には、③⑨のようにアーティキュレーション(Articulation)が書いてありません。

アーティキュレーションが書いてない楽譜でスラーやハーフタンギングが想像できる方は、ジャズ・サックスの奏法を勉強された方だと思います。(自分の感覚で適当に吹く方が楽というのは、別の話です)

Charlie Parker「Billie’s Bounce (Take 5)」楽譜ダウンロード販売

OZAWA STUDIOが出版する楽譜は、サックス奏者監修のアーティキュレーション参考例付きです。

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